住宅ローンの延滞履歴は審査に影響する?

住宅ローンの延滞履歴は審査に影響する? - 住まいのイロハ

住宅ローンの延滞履歴は審査に影響する?

 

住宅ローンを借り換えるにあたって、銀行側は借入希望者のそれまでの返済状況を
細かくチェックします。ですが、そのチェックする中身については詳しく知らない方が殆ど
なのではないでしょうか。

 

そこで当ページでは、住宅ローンの申込み先の銀行側が、借入希望者の返済状況を
「どういった材料をもとに、どのようにチェックしているのか?」といった点について、
詳しくご紹介したいと思います。

 

 

 

1: 住宅ローンの返済状況は通帳でチェックする

 

住宅ローンの借り換え審査を申込む際、必要となるのが「通帳のコピー」です。
銀行は、過去半年〜2年分ほどの返済履歴が分かる通帳のページを確認することで
それまで返済が滞りなく行われていたかをチェックします。

 

どういった観点からチェックしているか?

 

どういった観点からチェックするか一例を申し上げると、

 

「毎月の返済予定日にキチンと引き落とされているか?」
「返済予定日が休日にあたる日は、月曜日に引き落とされているか?」
「引き落としが遅延していた場合は、何日後に引き落とされたか?」

 

といった具合に細かい点までチェックが行われます。

 

もし、返済予定日よりも数日遅延して「振込」と通帳に記載されていたり、
少しでも返済履歴に不審な点が見られた場合には、厳しい金融機関であれば
「審査結果アウト!」となって融資は断られてしまいます。

 

銀行側が心配なのは貸したお金が返ってこないこと

 

通帳の返済履歴を丹念にチェックする理由はズバリ「貸したお金が返ってこない」
ということを心配している為です。いわゆる「貸し倒れ」になってしまうと、銀行側が
損を被ることになってしまう為、最大限のチェックをしている訳です。

 

ですから、クレジットカードの支払いが遅延していたり、税金や保険料などを
滞納するようなルーズな人には貸したくないのが本音です。ましてや、銀行側から
すれば住宅ローンを新規で融資する訳ですから、これまでの住宅ローンの支払いを
何度も遅延していたという事実があるのであれば慎重になるのは当然です。

2: 住宅ローンの返済遅延の捉え方は銀行で異なる

 

ただし、住宅ローンの返済遅延の捉え方は金融機関によってそれぞれ異なる点です。
つまり、「過去2年に1度でも返済遅延があれば即アウト!」とする厳しい銀行もあれば
「延滞はあるが、他の銀行口座には資金が多くあるため問題なし!」と判断する銀行も
あるということです。ですから、延滞が頻繁にあったからといってで諦める必要はありません

 

「うっかり遅延」に要注意!

 

住宅ローンの返済遅延の理由として「返済するお金はあるが、うっかり忘れてしまった」
というケースが非常に多いです。そのような場合、「約定返済日から数日以内であれば
遅延として扱わない」と判断してくれる銀行もあります。

 

ですが、「うっかり遅延」といえども、何度も繰り返していると話は別になってきます。
「うっかり遅延」を何度も起こしてしまい、通帳の返済履歴が汚くなってしまった人は
遅延履歴がクリアされるまで最大2年待つしかない場合もあります。

 

「うっかり遅延」の多くはうっかりミスが原因!

 

この「うっかり遅延」が発生する原因として、最も多いのが引き落とし口座がメインバンクに
なっておらず、返済資金はあるにもかかわらず引き落とし不能になってしまうケースです。
給与振込や公共料金の支払い等で頻繁に利用する口座をメインバンクと呼びますが、
このメインバンクの口座を住宅ローンの引き落とし口座に指定していない人もいます。

 

そのような人は、毎月別の口座からわざわざ引き落とし口座に一部資金を移動し、
支払に充てているようですが、うっかりミスで通帳の返済履歴が汚れてしまうと、
いざ借り換えの際に悔しい思いをすることになるのでオススメしません。

3: 「うっかり遅延」に有効な対策は?

 

「うっかり遅延」を防止するには、メインバンク(給与振込口座等)を引き落とし口座に
指定することがシンプルかつ効果的ですが、訳あって別の口座を引き落とし用に指定
したいケースもあります。そこでおススメなのが「総合口座の自動融資サービス」です。

 

「総合口座の自動融資サービス」とは?

総合口座とは、普通預金に定期預金もセットになった口座のことを指します。
この総合口座で自動融資サービスを申込んでおくと、住宅ローンの返済予定日に
口座残高が返済額を下回っていた場合、定期預金を担保に自動的に融資を
受けることができます。

 

イメージとしては、スイカ(Suica)のオートチャージサービスを思い浮かべてもらうと、
想像しやすいかもしれません。定期預金口座を前もって開設しておく手間は
かかりますが、引き落とし不能になって通帳の返済履歴に傷が付くことを考えると
行っておく価値はあります。

 

自動融資サービスの上限&利息

 

自動融資サービスの上限金額は、定期預金残高の9割かつ200万円までです。
ですから、毎月の住宅ローン返済額が12万円程でしたら、定期預金口座には
15万円程預けておけば問題ありません。

 

自動融資では利息がもちろんかかりますが、金利は定期預金金利+0..5%と
非常に低くいので殆どデメリットはありません。2018年現在、都市銀行の
定期預金金利は約0.01%ですので、自動融資の利息は0.51%となります。
ですから、12万円を1ヵ月借りた場合、利息は約51円ほどです。

 

加えて、この自動融資サービスは定期預金を担保として借入である為、
他のローンのように個人信用情報に履歴が残ることもありません。
このことを考えると、「うっかり遅延」など口座の残高不足によって遅延の
履歴が残り個人信用情報にもキズが付くことを考えるとよっぽど安全です。

MEMO

<自動融資で借入したお金の返済方法>
自動融資サービスで借入したお金を返済したい時は、総合口座に自動融資を
受けた以上のお金を預け入れておけば、翌月に返済分も引き落としされます。

4: 延滞履歴で通帳が汚れている人はどうする?

 

これまで住宅ローンの支払遅延が多く、通帳の返済履歴がボロボロの人は
「もう借り換えを諦めるしかない?」と心配かもしれませんが可能性はあります。

 

2018年現在、全国の金融機関は約120機関と言われており、住宅ローンの
審査基準も様々になっています。前述のように、返済遅延履歴を厳しくチェック
する銀行もあれば、預金が十分にあれば問題なしと判断する銀行もあります。

 

また、近年はネット銀行やモーゲージバンク(住宅ローン専門の銀行)が登場し、
住宅ローンプランが多種多様化したことで、住宅ローン審査のハードルも
一昔前に比べると低くなりつつある傾向があります。

 

ですから、「返済履歴がボロボロで自己資金もない!」というような一見審査に
通らなそうな人も、審査基準や返済プランを柔軟に設定している銀行であれば
審査に通過する見込みはあります。

MEMO

<2018年は住宅ローン借り換えには追い風!>
2016年1月のマイナス金利政策導入以降、銀行側では「カネ余り」の状況であり、
金利を低く抑えてでも融資を実行したいという内部事情があります。
ですから、2018年は借り換え希望者にとっては追い風のような年でもある為、
簡単に諦めては非常にもったいないです。

5: まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

2018年は、住宅ローン借り換えには追い風となっている年ですので、
もしこれまでの延滞履歴や自己資金が心配で躊躇しているのであれば
一歩踏み出してみることをオススメします。

 

ぜひ、住宅ローンの借り換えを成功させて、負担額を減らしてください(^ ^)

 

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