クレカのリボ払いは住宅ローン審査に影響する?

クレカのリボ払いは住宅ローン審査に影響する? - 住まいのイロハ

クレカのリボ払いは審査に影響する?

 

住宅ローンの審査で、最も多く挙げられる心配事が「クレジットカードの問題」です。
クレジットカードの使い方によっては審査の際に不利になってしまうケースもある為、
審査に申込む前に、これまでの利用履歴を確認しておく必要があります。

 

当ページでは、そんな住宅ローン審査におけるクレジットカードの影響について
詳しくご紹介したいと思います。

 

 

 

 

1: クレジットカードは審査にどう影響する?

 

電子決済が普及した現在、クレジットカードを頻繁に利用する人も多いでしょう。
クレジットカードには多様な機能が付いており、このうち住宅ローン審査に影響する
ケースは、主に次の3つです。

 

<審査に引っかかるケース>

  • リボ払い
  • 分割払い
  • キャッシング

 

リボ払いや分割払いでショッピングしたり、頻繁にキャッシングをしている人は、
クレジットカードの利用履歴を審査で必ずチェックされます。そのチェックの際、
返済を延滞している履歴が多くあったりすると希望金額を借入できなかったり、
借入NGとされてしまうケースもあります。

 

特に気をつけたいのが、クレカの年間支払額は、実際に借金している金額ではなく、
限度額一杯まで借りた場合の金額を基準としている点です。例えば、リボ払いで
購入したブランド品の借入残高が20万円であり、リボ払い利用可能枠が50万円
だったとすると、50万円を利用したことと見なされます。

 

リボ払いは借金としてのハードルが低く「今月はピンチなので少し調整しよう!」という
感覚で気軽に利用できてしまうのが難点であり、またクレジットカード会社もリボ払い
を利用すると特典を付けたりと、リボ払いを勧める動きが活発です。

 

MEMO

<審査前はクレカ履歴をできる限りキレイに!>
リボ払い年間支払額をどのように取り扱うかは、金融機関ごとで異なります。
但し、リボ払いが常態化してしまい、いざ住宅ローン審査に申込む段階で困ってしまう
ケースはよく見られますので、住宅ローンの新規借入&借り換えを検討し始めた頃から
クレジットカードの借利用履歴はキレイにしていくことをオススメします。

 

クレカの支払延滞履歴はバレる!

住宅ローン審査では、ローンの申し込み先の金融機関職員が借入希望者の
「信用情報」にアクセスし、クレジットカードの利用実績、返済実績、延滞履歴、
利用額、利用頻度などあらゆる情報を精査しています。

 

その為、住宅ローンの審査申込書に記入した情報と、実際の借金額が異なると
必ずバレてしまう為、職員に不信感を抱かせない為にも申込書記入時は、
正確な情報を記入するように注意しましょう。

 

MEMO

<信用情報は誰でもアクセス可能>
「信用情報」はCIC(クレジット信用情報センター)によって管理されている
情報であり、本人名義のクレジットカードであればご自身もアクセスできます。
利用手数料は1,000円程ですので、ご自身のクレカの信用情報が気になる方は
一度利用してみてはいかがでしょうか。

 

CIC公式サイト

 

 

リボ払いしない人も延滞に注意!

クレジットカードは毎回一括払いしており、リボ払いや分割払いに縁がない為、
自分は心配無用!と思われている方も注意が必要です。よく見られるのが
口座が残高不足だった為、引き落としができなかったケースです。

 

特に、引き落としがされずにクレジットカード会社から何度も催促されても
支払いを延滞した履歴のある人は要注意です。例えば、故意でなくとも
延滞日数や延滞回数が増えてしまうと、住宅ローン審査に影響することは
よくあるります。

 

ですから、普段からクレジットカードを頻繁に利用する方は、引き落とし口座を
メインバンクに指定することをお勧めします。また、クレジットカードを使い分けており、
かつ引き落とし口座も分けている方は、引き落としされなかったことに気付かない
ケースもよくある為、引き落とし口座は統一することをお勧めします。

2: 住宅ローン審査で重要な「返済負担率」

 

銀行は、住宅ローン審査において年収、就業形態、勤続年数、借金をはじめとして
様々な要素をチェックしていますが、それらを考慮した上で「返済負担率」を算出し
返済が滞りなく行われるかどうかを判断しています。

 

ここでは、住宅ローンを組むうえで重要となる「返済負担率」をご紹介します。

 

融資額の判断材料となる「返済負担率」

返済負担率とは、「1年間のローンの返済が、収入の何パーセントにあたるか?」
といったものであり、金融機関は融資を判断する上でこの指標を重視しています。
例えば、世帯年収500万円の家庭が、毎年50万円を返済したとする場合、
返済負担率は10%となります。

 

返済負担率の一般的な目安は25%とされており、年収の約4分の1にあたります。
また、この目安をベースに住宅ローンがどれくらい借入可能なのかもわかります。
例えば、「世帯年収500万円・ローン年数35年・返済負担率25%」とすると、
年間返済額は125万円となりますので、4,375万円まで融資が可能となります。

 

「返済負担率」にはクレカの年間支払額も加味される

返済負担率は、「住宅ローンの返済額」だけでなく「クレカの年間支払額」も
含まれて算出されることに注意です。上記の場合「住宅ローンの返済額」のみで
算出した結果ですので、クレカの支払いがある場合は4,375万円までの融資を
受けられることはまずありません。

 

例えば、「世帯年収500万円・ローン年数35年・返済負担率25%」の条件かつ
「クレカの支払額が毎月2万円(年間で24万円)」とした場合、年間返済額は
149万円となりますので、融資額はおよそ4,165万円となります。

 

返済負担率は金融機関によって異なる為、必ずしも25%ではありませんが、
金融機関が定めている上限に収まらない場合は、希望金額まで借りられない為
頭金を増やして希望額を減らすなどする必要があります。

3: 住宅ローン審査を通過する為にできることは?

 

住宅ローン審査を受ける上でクレジットカードの利用そのものを心配は不要です。
というのも、前述の返済負担率に支障が出ない範囲であればキャッシングやリボ払いを
していようが全く問題はない為です。つまり、「クレジットカードの利用が多いからダメ」
なのではなく「返済負担率が定められた範囲内であるかどうか」が重要となります。

 

もし、ご自身で返済負担率を計算した結果、住宅ローンの借入が希望額に
満たなそであれば、次のような対策を取りましょう。

 

<対策>

  • 借金をキレイにする
  • 借入額を減らす
  • 収入を増やす

 

借金をキレイにする

クレジットカードの借入をできるだけ徐々に返済してしまいましょう。
但し、返済が全て終わるまで住宅ローン審査を保留しておく必要はなく
ある程度の返済が済み、返済負担率を計算してが問題なさそうになった段階で
審査に申し込んでしまうが良いでしょう。

 

借入額を減らす

住宅ローンの借入額を考え直してみましょう。借入額を減らすことで返済負担率も
下がりますので、審査にも通りやすくなります。また、住宅ローンを組むにあたり頭金を
どれだけ用意できるかによって住宅ローン金利も変わってきます。不動産購入額の
1割の頭金を用意できると、住宅ローン金利も有利になります。

 

収入を増やす

サラリーマンの方であれば年収を増やすことによって返済負担率が下がり、より多くの
住宅ローンを借入することができます。最近では、転職が一般的になったこともあり、
職歴に一貫性があれば、転職回数や勤続年数は以前ほど重視されなくなりました。
もし、今後転職や昇進などによって収入アップが見込めるのであれば、そのタイミング
で審査に申込むのも手です。

4: まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

ショッピングから公共料金の支払いなど、クレジットカードを利用している方は
以前と比べて爆発的に増えています。支払いも融通が利くため、気軽にリボ払いや
分割払いを利用する方も多いと思いますが、今後新たに住宅ローンを借り入れたり、
借り換えを検討する場合は、クレジットカードの使い方を一度見直してみることを
オススメします。

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