健康診断で高血圧であっても借り換え可能?

健康診断で高血圧であっても借り換え可能? - 住まいのイロハ

健康診断で高血圧であっても借り換え可能?

 

高血圧や高乳酸値をはじめ、何らかの健康状態を理由に、住宅ローンの借り換えを
断念する方も少なくないようです。というのも、借り換え先の銀行で新たに住宅ローンを
借入するにあたって、団体信用生命保険に加入する必要がある為です。

 

当ページでは、高血圧を例として取り上げ、
「高血圧では住宅ローンの借り換えができないのか?」
「もしできないのであれば、何か代替策はあるのか?」
といった点まで掘り下げて解説したいと思います。

 

 

 

 

1: 高血圧は審査で問題となるのか?

 

民間の金融機関の住宅ローンの審査条件の1つとして、「団体信用生命保険」への
加入が必須となっており、利用条件にも明記されています。

 

ご利用いただける方

 

・満20歳以上 71歳未満で、最終ご返済時の年齢が満81歳未満の方
・みずほ銀行が契約する生命保険会社の団体信用生命保険に加入が認められる方
・安定した収入のある方
・保証会社の保証を受けられる方
・原則、日本国籍の方または永住許可等を受けている外国人の方

 

みずほ銀行公式サイトより抜粋

 

各金融機関によって契約している生命保険会社は異なる為、審査内容に多少の
違いはあるはずですが、基本的に健康上のリスクがある人は生命保険への加入が
厳しくなるのが通例です。

 

但し、高血圧が問題となるかどうかは、「年齢」が大きく影響してきます。
例えば、健康診断の血圧測定の結果が次の通りだったとします。

 

1回目測定 → 154/91mmHg
2回目測定 → 140/84mmHg

 

この場合、受診者が40代以上であった場合、問題とされないケースがあります。
というのも、この数値は「要経過観察」の軽度な範囲ですし、40代以上であれば、
加齢に伴って血圧が上昇するのは自然なことである為です。

 

逆に、40歳未満の比較的若い方であると審査で引っかかる可能性が高まります。
その場合、医師による診断書の提出を求められたり、加入できたとしても保険料が
割り増しとなるケースが考えられます。

2: 団体信用生命保険の申告事項とは?

 

団体信用生命保険は、通常の生命保険と同様に、病歴や持病に関して
告知義務があります。団信の一般的な告知事項としては、次のとおりです。

 

団信加入時の告知事項

 

<団信加入時の告知事項>

 

最近3ヵ月以内に医師の治療(診察・検査・指示・指導)・投薬を受けたか?
過去3年以内に下記の病気で、手術を受けたこと、または2週間以上にわたり医師の治療・投薬を受けたか?

 

【心臓・血圧】狭心症、心筋こうそく、心臓弁膜症、先天性心臓病、心筋症、高血圧症、 不整脈
【脳・精神・神経】脳卒中(脳出血・脳こうそく・くも膜下出血)、脳動脈硬化症、精神病、神経症、てんかん、自律神経失調症、アルコール依存症、知的障害、認知症
【肺・気管支】ぜんそく、慢性気管支炎、肺結核、肺気腫、 気管支拡張症、
【胃・腸】胃かいよう、十二指腸かいよう、 かいよう性大腸炎、クローン病
【肝臓・胆のう・すい臓】肝炎(肝炎ウイルス感染を含む)、肝硬変、肝機能障害
【腎臓・尿管】腎炎、ネフローゼ、腎不全
【目】緑内障、網膜の病気、角膜の病気
【がん・腫瘍】がん、肉腫、白血病、腫瘍、ポリープ
【その他】糖尿病、リウマチ、こうげん病、貧血症、 紫斑病
【女性のみ】子宮筋腫、 子宮内膜症、 乳腺症、 卵巣のう腫
手・足の欠損または機能に障害があるか
背骨(脊柱)・視力・聴力・言語・そしゃく機能に障害があるか

 

既往歴ありの場合
病気やケガの名称・内容等
治療・投薬期間
入院の有無(ある場合は入院期間)
手術の有無(ある場合は名称・部位)
症状経過(完治の場合は終診時期)
現在の症状・治療内容(投薬名・量等)

 

その他
高血圧症の場合

 

血圧値:最高   mmHg / 最低   mmHg
糖尿病の場合

 

合併症の有無
HbA1c値:   %  / 空腹時血糖値    mg/dl
投与薬剤名
インスリン治療の有無
肝臓に関する既往歴ありの場合

 

最近の肝臓機能検査数値 GOY IU/l GPT IU/l γーGPT

 

もし、高血圧により降圧剤などで投薬治療を行っている場合は、その点について
詳しく報告するようにしましょう。団信の加入体験談に関する掲示板によると、
服薬中の方は特に点を気を付けると良いとされています。

 

服薬管理中の人は、
@通院状況。
A薬の種類(強い薬か弱い薬か)。
B一日何回服薬しているか。
C上記薬で血圧のコントロール(140/90以下)ができているか。

 

が、団信加入のポイントになるみたいですよ。特にAとCが重要みたいです(銀行のローン担当者が言ってました。)

 

私は朝一錠の服薬で血圧値125/78の服薬コントロールで先日、団信加入できました。

 

引用:yahoo!知恵袋より

 

上記の報告は、あくまで団信保険に加入できたケースの一例です。
保険加入の審査基準は、保険会社によって異なりますので、
あくまで1つの目安としてとらえてください。

 

申告対象期間外であれば申告不要!

 

持病の場合は申告必須ですが、過去の病歴に関しては次の要件に該当する場合のみ
告知する義務が発生します。

 

  • 3年以内の手術・治療歴
  • 3ヵ月以内の病院受診歴
  • 1年以内の健康診断での異常

 

逆にとらえると、上記の期間に該当しない病歴・手術歴などは
基本的に告知不要となりますので覚えておきましょう。
(※但し、保険会社の告知条件を確認しましょう。)

 

MEMO

「報告すると審査で不利になるから黙っておこう。。」といった決断を止めましょう。
告知義務違反が後に判明すると、最悪保険金が支払わらない場合もあります。
保険会社は病歴や持病について徹底調査しますので、ほぼ100%バレます。
残された家族に金銭的負担を背負わさない為にも、正直に申告しましょう。

3: ワイド団信を利用する手もアリ!

 

通常の団体信用生命保険への加入がNGとなっても、「ワイド団信」を利用する手も
あります。「ワイド団信」とは、通常の団信の加入条件が緩和されたバージョンの
団信であり、持病や病歴のある人でも加入できる点が魅力です。

 

高血圧症をはじめ糖尿病や痛風、うつ病など現代人であればかかりやすい疾病を
幅広くカバーしており、持病を理由に住宅ローンを諦めかけていた人にとっては
一筋の光明だと言えます。

 

但し、ワイド団信は保険料が、通常の団信の金利から0.2%程上昇します。
また取り扱っている銀行もまだ多いとは言えない為、住宅ローンを申込める
銀行も限られてきます。

 

2018年2月現在、ワイド団信を取り扱っている銀行は下記の通りです。

 

<ワイド団信を取り扱っている銀行>

  • ソニー銀行
  • イオン銀行
  • りそな銀行
  • 三菱東京UFJ銀行
  • 三菱東京UFJ信託銀行
  • みずほ銀行
  • au住宅ローン

 

ネット銀行は、元々の金利が他行よりも低い為、ワイド団信を利用しても
そこまで高金利にはならないと思われます。病歴や持病が気になる方は、
ぜひ詳しく調べてみてください!

4: 借り換えは健康なうちが鉄則!

 

住宅ローンの借り換えは、やはり健康なうちに実行するのが鉄則です!
年齢を重ねると、どうしても持病の1つや2つ抱える傾向がありますので、
思い立ったら早いうちに行動に移すのが吉だといえます。

 

また、日頃から健康を維持する為の心掛けも重要です。
健康診断にて、血圧や尿酸値など芳しくない結果が出たのであれば、
塩分やアルコールに気を付ける、運動する習慣など対策が必要です。

 

2018年現在、住宅ローン金利は史上最低レベルまでの低金利となっており、
借り換えタイミングとしては、またとない機会となっています。
もし、今現在あるていど健康であり、借り換えを検討しているのであれば、
面倒だと思わずに行動に移すことを強く推奨します。

5: まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

今現在、健康である方であっても、今後も健康でいられる保証はありません。
「思い立ったが吉日」ではありませんが、将来的に借り換え予定なのであれば、
金利が上昇する前に行動してみてはいかがでしょうか。

 

【参考】住宅ローンの店舗相談 「SBIマネープラザ」

SBIマネープラザとは、住信SBIネット銀行が運営する住宅ローンの店舗型窓口です。
通常、ネット銀行では対面による住宅ローンの相談&申込みは対応していませんが
住信SBIネット銀行では全国に実店舗の窓口を設置しており、店舗スタッフと対面で
住宅ローンに関する相談をすることができます。

 

「ネット銀行の金利の低さは魅力だけど、相手の顔が見えないから不安」という方には
嬉しいサービスです。特に、住信SBIネット銀行は「低金利・充実保障・手数料なし」
という3つの大きな強みがあるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

 

>SBIマネープラザの3つの強みとは?

 

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